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検索順位が下がったとお悩みであれば、コピーサイトによる原因も疑ってみましょう【appspot.com編】 | ホームページ制作 【スタジオCASIS】
昨今のコピーサイトの活発化
最近、検索順位が下がったとお悩みであれば、コピーサイトによる原因も疑ってみましょう。
コピーサイトの存在は、同一サイトが複数存在するコンテンツ重複であり、順位が下がる原因にもなりえます。
2015年の夏以降のコピーサイトの活発化は酷かったですね。
2015年7月31日、米Google社のGary Illyes氏が、Google検索システムのインデックス容量を拡大し、多くのURLをデータベースに格納することが可能になったことを、Twitter上で明らかにしました。
この時点から、多くのコピーサイトが大量にインデックスされはじめ、現在は最悪に酷い状態です。オリジナルサイトよりもコピーサイトの方が、検索結果の上位に表示されると言う事も良くあります。
何故そうなってしまうのか?
コピーサイトは大量にサイトをコピーしているので、自動生成したページ数が莫大な数になります。
検索エンジン的にも、コンテンツやページ数が多いサイトを評価する傾向がありますので、必然的にコピーサイトの評価が高まってしまうところにあります。
また、大量のサイトをコピーしているため、ロングテールで流入の間口が広くなりますから、ページ数が多いコピーサイトにはアクセスが集まります。
アクセスが集まると、アクセスが集まる良いコンテンツがあるサイトだとみなされ、さらに評価が高くなってしまう傾向があるのです。
そのため、オリジナルサイトをコピーサイトとして認識し、コピーサイトをオリジナルとして認識してしまう場合が多々あります。
結果、コピーサイトの方が上位にヒットすると言う事態になってしまう場合もあるのです。
appspot.comは、2005年03月10日に取得されているグーグルが管理するドメインであり、運用履歴も長く、評価の高いアプリケーション開発サービスのドメインですので、このドメインでコピーサイトを生成されると、コピーサイトでも評価が高まってしまうと言うわけです。
FC2やライブドアの無料ブログでブログを作成すると、そこそこSEOが効くと思いますが、大元のドメインが評価が高いので、それと同じような感じだと思います。
自分のオリジナルサイトがコピーサイトとして認識されないようにするためには、Googleのサーチコンソール(旧ウェブマスターツール)に登録しておくと、私が知る限りでは偽物扱いになっていません。
ただ、偽物扱いにはならなくても、コンテンツ重複要因として、検索順位が下がる要因にはなりますので、自分のコピーサイトを発見したら、著作権違反としてGoogleに削除申請しておくことをお勧めします。
ご自分のサイトをコピーした、コピーサイトの見つけ方
コピーサイトの代表格と言うか王様は、appspot.comのドメインを使ったコピーサイトです。
このドメインは、Google社が所有するドメインですが、Google社が率先してコピーしまくっているわけではありません。
Google社では「Google App Engine」と言うサービスを提供しており、それを利用した悪意ある多数の開発ユーザがコピーサイトを大量に構築し、コピーしまくっていると言う現状があります。
「Google App Engine」は、Googleが用意するクラウドサーバー環境でアプリケーション開発ができるというサービスで、無料で使用できるサービスです。
登録すると、下記のURLとサーバスペースが割り当てられます。
http://(開発者ID).appspot.com/
コピーサイトのプログラムを入れ、下位ディレクトリに自動的にコピーサイトを生成して行きます。
appspot.comのコピーサイトの方式としましては、2種類あります。
1.ディレクトリ型
http://(開発者ID).appspot.com/オリジナルサイトのURL/
2.ランダムな文字列型
http://(開発者ID).appspot.com/u?purl=ランダムな文字列
まず、検索エンジンで、下記のように検索してみます。
site:appspot.com
検索結果としては、appspot.comのインデックスされているページが検索結果に表示されます。
この検索結果から自分のサイトを見つける為には、下記のようにご自分のサイトのドメイン名を加えて検索します。
site:appspot.com ご自身のサイトのドメイン
すると、ディレクトリにご自身のサイトのドメイン名が付いたディレクトリを持つコピーサイトが検索結果に出てくると思います。
アクセスすると、完全に丸パクリされれているのが確認できると思います。
次に、ランダム文字型のコピーサイトもありますので、下記のようにご自身のサイトのタイトルをそのまま検索してみます。
site:appspot.com ご自身のサイトの正式サイト名
コピーされていれば、ご自身のサイトのコピーサイトが出てきます。
appspot.comを利用したコピーサイトのリスト
今までにコピーサイトを構築していたappspot.comのリストです。
appspot.comより前の部分は、開発者IDです。
今はつながらないものもあるかもしれませんが、かつてはコピーサイトをやっていた方の開発者IDが分かるため、晒しておきます。
ttp://dirty-rotten-bastards.appspot.com/
ttp://proxy5.turboyum.appspot.com/
ttp://unblockthedead.appspot.com/
ttp://www.redirecting-yoursite.appspot.com/
ttp://proxy9.tuxjamz.appspot.com/
ttp://proxy2.turboyum.appspot.com/
ttp://policevan2.appspot.com/
ttp://movistar.com.pe.rockyflow1.appspot.com/
ttp://front-pages.appspot.com/
ttp://schoolruiner.appspot.com/
ttp://prozhc.appspot.com/
ttp://testfor367.appspot.com/
ttp://ilovethemothernature.appspot.com/
ttp://apps-fury.appspot.com/
ttp://surf206.appspot.com/
ttp://www.redirecting-yoursite.appspot.com/
ttp://proxy5040.appspot.com/
ttp://surf306.appspot.com/
ttp://software-company-directory.appspot.com/
ttp://cgiproxy2.appspot.com/
ttp://go-that.appspot.com/
ttp://for-language.appspot.com/
上記はappspot.comを利用したコピーサイトのトップページになります。
アクセスして頂くと、URLを入力する画面になりますが、適当なURLを入れると、入力したサイトのコピーサイトが生成されます。
他の人の迷惑になりますので、ライバルサイトの順位を落とす目的でコピーの生成とかしないようにお願いします。コピーの生成をしても、インデックスされない限りは影響ありませんが、インデックスされてしまうと、対象サイトの運営者が被害を被るので。
うちのサイトのコピーとかも絶対止めて下さい。コピーサイトの全インデックス削除の対象にならないかと思い、確認できるように晒しています。
コピーサイトの著作権侵害に対する削除申請の方法
コピーされていた方は、サーチコンソール(旧ウェブマスターツール)から著作権侵害として、コピーサイトのインデックスの削除を要求して下さい。
>> 著作権侵害削除申請フォームはこちら
申請の際には、自分のサイトがオリジナルと言う事を証明する根拠が必要になりますので、しっかりとした根拠と証明を書いて申請すれば、1メールで削除対応してくれます。
コピーされていなかった方は、おめでとうございます。
しかし、王様がappspot.comと言うだけで、独自ドメインのコピーサイトが大量に存在しますので、現在ブイブイ言わせている独自ドメインのコピーサイトのリストを、また次回にでもアップして解説しますので、そちらもチェックして頂ければと思います。
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被害にあった方には、どんどん著作権侵害で削除申請してもらわない事には、コピーサイトが殲滅されずに被害が拡大します。コピーサイトはどんどんリンク辿ってコピーして行くので。
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